2011年02月10日

グリス・オイル紹介

グリス・オイル紹介

さて、最近「ゼロからWAM4計画」の進行も
イマイチでみなさん暇をしていらっしゃいますよね?w
友人たちと共同購入した中華電ガン達を整備していたので、
進展・更新が途絶えていましたw

グリス・オイル紹介

こいつらのレポ?
めんどくさいからそのうちで・・・
ちなみに左から。

CYMA ルーマニアAIMS EBB
G&P MK14 EBR
CYMA MP5SD6 EBB
A&K M4A1 RIS(僕の分w)
SNOW WOLF M24


となっています。

あっ、WAM4より一足先についにM4デビューしてしまいました・・・w

・・・と言う訳で(笑)
今日は十影が普段使っている整備用のグリス・オイル類を紹介したいと思います。

先に言っておきますが、ご紹介するものは全て

「トイガン用」ではありません!

ですので、ご使用は自己責任でお願いします。

といいましても、どのグリスも、十影自身や付き合いの長いこの趣味の友人が数年間に渡り使用している上で不具合が出たことは無い品々です。
ぶっちゃけおススメです。
本当は教えたくないですww
けどまぁネタとして投下ですww


まず最初のご紹介は「シリコンスプレー」です。

グリス・オイル紹介

うん、でかいですねw
こいつは大体ホームセンターで売っています。
しかも300円位だったような?
トイガン用は、「ゴムを侵食しないウンヌンカンヌン~」という歌い文句で、
300円じゃ100ミリリットルくらいのミニ缶しか買えないでしょうw
僕ももう5年以上使用していますが、
特に不具合は感じません。

何より安いですねw
もうね、パーツの洗浄する時に使ったりしちゃいますww

使い方は、まぁ普通にバレルだとか、シリンダーだとか、古いグリスのふき取り時だとか。
ガスガンならスライドやらシアやハンマーやら。適当です。
と言うのも、最近は後述するもっと上位互換の物を使っているため、
洗浄メインでしか使っていません。


2番目のご紹介は・・・「トリフロー」です。

グリス・オイル紹介

写真は「大(420ミリリットル)3500円位」と「中(94ミリリットル)1200円位」です。
これ以外にも「小(50ミリリットルくらい)」という携帯サイズもあります。

なんかテフロン系らしいです。
「新しいPTFE技術を利用した多目的防錆潤滑剤」だそうです。
PTFE?なにそれ食えるの?

アメリカ製で、もとは自転車向け、チェーンなどによくつかわれます。
アメリカでは半値位だそうで、向こうでは割とメジャーなものです。

潤滑剤なのですが、ベアリングの効果を持つ油膜を形成するようです。
某社がガスガンのスライド等向けにドライタイプの似たようなものを出していますが、
アレのオイル版だと思っていただければ。
多分こちらの方が形成する被膜が強いと思います。
長持ちしてメンテナンス回数は少なくて済むかと。

これの防錆効果もなかなかすごく、錆を溶かしてくれて予防もしてくれます。
良く浸透し汚れも落ちますが、ゴム類も一部を除き侵食する事は無いようです。
僕は使って1年くらい、友人はもう数年使っていますが不具合はなくむしろ快調です。
性質上、「ブルーイング」を侵食してしまうと思いますので、それ系の銃にはNGです。

シリコンオイルでバレルクリーニングした後でも、
こいつでやり直すと更に緑色の何かがティッシュに付きます。

G39を買った時、元のオイルを落としてこいつをスライド可動部に塗りましたが、
見違える動きでした。
他にも、インナーバレル、電ガンのシリンダー周りに使っています。

自衛隊では実銃の整備に使っている方も多いです。売店に売ってますw(現役の友人談)。
説明書きにも「銃」や「猟銃」に、という表記が有ります。
きっと、防錆だけでなく洗浄力もあるのでカーボンも取れやすい&付きにくいんでしょう。

自転車ユーザー系の口コミによると「水に弱い」そうですが、
トイガン内部にはあまり関係有りませんねw


3番目のご紹介は・・・「フィニッシュライン テフロングリス」

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またもや自転車用ですw
「フィニッシュライン」といえば、自転車用グリスで有名ですね。

こちらもトリフローに同じく、テフロン系のベアリングの効果が有るものです。
「デュポン社(なんか効いた事ありますよね?)」のテフロングリスで強化された、
100%合成テフロングリスです。

乳白色のグリスで、熱・圧力で炭化する事もなく、寒さで固まる事もなく、
完全水没状態でも水を弾きます。
硬めのグリスですね。
確かにかなり強い被膜を形成します。

主に電動ガンのシリンダー内や、セクターギアのピストン接触部、
ホップパッキンとバレルの気密取り、シリンダーヘッド周囲の気密取りに使っています。

シリンダー内へ塗る時は、かなり薄く塗るか、僕はトリフローで溶いて伸ばしています。
トリフローで溶く使い方は実験中なのですがと、少し不安定かもしれません。
(友人は超薄塗りしてるそうですが、調子いいようです。)

僕は使い始めてまだ数丁分ですが、友人は長い事使ってるようです。


そして最後、4番目のご紹介は・・・「モリブデングリス」です。

グリス・オイル紹介

工業機械用のグリスですねww
電動工具や農機具、コンベアー等に使うものですw

これも「ベアリングの効果」があります。
粘土は、普通です。柔らかいですが流れ落ちることは無いですね。
中華グリスの様なネバ付きは無いですw

僕は電動ガンのギアのみに使っています。
値段は忘れましたが、この量でもかなり安かったはず。
買ったの多分7~8年前ですけど、いまだに無くなりませんwww

色は黒に近いグレーですので、
「グリスが汚れた」と勘違いしそうですし、
汚れたかどうかの判断ができませんが、
動きはイイですし摩耗からも守ってくれるはず。
一応、汚れが分かる「ホワイトモリブデン」なる白いものも存在するそうです。


以上、十影愛用のグリスたちでした。

基本的に、「作動向上性・耐摩耗性が高く、メンテナンス回数も少なくて済む」というのを
着眼において選択し、整備しています。
こいつらがとても役に立っています。

特にトリフローはおススメですね。
シリコンスプレーしか使っていない方、ガスガンのスライドにチョチョイ!とトライしてみて欲しいですw

ではでは。





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Posted by 十影  at 05:02 │Comments(6)小物・パーツレビュー

この記事へのコメント
おぉ!この時期に4丁とは大胆ですね(笑)
でも、でも……

なんでWEのEBRじゃないんですか~(涙)
そりゃ当たらないし、この時期の作動は絶望的ですが。
実は、俺はもう買ってしまって、そろそろ届く予定ですよ!(笑)


それは、置いといて。
潤滑剤の話はストライクアームズさんとも話しましたね~。
トイガン用は、まぁ高いなりに考えられてはいますが、
それにしても高すぎる……。倍くらいはボッタクってます。

シリコンは中華系の安物パーツだと簡単に膨張させてしまうので、
結構控えていますね。
なので、G39に関してはフッ素系のリングで固めています。
CREのスーパーチェーンルブやドライファストルブも所々使えます。

誰か、各社潤滑油比較とかしてくださると嬉しいですね(爆)
ね、十影さん!(笑)
Posted by 影山 回影山 回 at 2011年02月10日 18:53
>影山氏
EBR、電動だけどやはり存在感半端ないですねw
この写真の状態で、ストックが1番短いんですよ・・・
なのに左隣のフルサイズAKと同じ長さと言うw
コレの持ち主がメカボはVer2しかいじらないようで、
Ver7経験(というかM14経験)が少々有る僕にまかされました。
しかもこの後、「ロングバレル」になる予定ですww
きっと持ち主さんは、受け取った後一緒に寝ると思いますw

てかついにEBRヤッちゃったんですね?w
G39が一通り落ち着いちゃったからさびしくなっちゃったんじゃないですか~?w

中華フルメタ電ガンズはいつも影山氏に「そんなクズ鉄!(怒)」と怒られてますが、
いざ触ってみるとやっぱりいいもんですw
今まで国産のプラスチック銃ばっかりいじってきたので、新鮮ですw

まぁじっくり見るとやっぱりクズ鉄なんですけどねwww


えっ・・・オイル・・・w
これは「使った直後の体感」と「長期的な経過観察」が必要なのでメンドクサイデスネ・・・w
Posted by 十影十影 at 2011年02月10日 23:05
あ、すみません。俺、みんながEBR、EBRっていうんで
M14RAS(G&P製を加工)にしてしまいました。
キャットシットワンの影響かとも思いますが、
みんなが大好きな銃ってあんまり使う気にならないんですよ(爆)
EBRはEBRで、物としてはとても良いと思うんですけどね。

しかし、EBRが抱き枕とは、この時期絶対風邪ひきますよ。
くれぐれもご自愛下さいと伝えて下さい(笑)

M14は絶対手に入れようとは思っていましたが、
予想以上にWEの新作(っていうかP90とL85)が
情報上がってこないのと、PX4のメタスラが
結構難航し、遅れているのが原因です。
貯金なんて出来ませんよ…ネタがないんですもん(笑)

G39はM14マガジンが手に入ったら、コンバートに挑戦するので
現在は温めているって感じですかね。
とことんCQCに拘ってハンドルスコープも探していますが、
なにせ今まで出たので唯一まともに運用できるのがG&Pくらいなんで
難儀しています。光学機器は本当に中華弱いですな……。
もともとレンズ径が小さくアイリリーフも狭いので、
CTRストックにはもってこいの場所にスコープが着くんですよねぇ。

確かに混ざりもんのクズ鉄大国ですからねぇ。
まぁ、とわいえまともな鉄も大陸製でしかなく、
結局はメーカー次第です。
GUARDERもVFC(GB-TECH)もG&Pも旧InokatsuもRSも
結局は大陸製ですので。
「フルスチール」って言ってクズ鉄ばっかこさえてくるより
まともなCNCアルミのが好きなもので、
まぁ、なんというかその辺が銃に対するメーカーの姿勢じゃないかと
俺は思うんですよね。
WEのEBRとかは、アルミの仕上げも結構素晴らしいです。

短期的性能、長期的性能、またシリコンゴム等への影響。
これをまとめてくれる所があったら、結構嬉しいですよね。
時間っていうより300発、600発、1000発くらいのテストをして、
潤滑剤の効力と持続性。調べてみたいですな。
Posted by 影山 回影山 回 at 2011年02月11日 01:22
>影山氏
なるほどなるほど!RAS仕様ですか!
以前、WEからEBRが出る前にG&PのこのEBR NAVYのフレームにWEを移植した人を見たことが有りますwその時は大分大変そうでしたがw

G&PのRASも付いちゃうもんですね。

EBR、構えてみると「おおっ!」ってなるけど、
やっぱり重いですね、これwwww
基本は軽いorバランスのイイ銃が好きなので(てか普通そうですよねw)、
実はフルサイズAKもしっくりくるから好きです。
このAIMSや、APSのAKS74Nも構えると意外とかっちり来て、
実際の重さより軽く感じると言うか、一体感を感じると言うか。
昔から妙にAKは体に合うんですよね~。
KOBRAダットを乗せた瞬間一気にバランスが崩れて重くなったのに驚きました。まさかダット一つでこんなに変わるとは・・・w
ノーマルなM14も、構えると思ったより軽い感じがします。
振り回してると疲れますけどw

そう考えると、銃器の設計者ってやっぱりすごいなぁって思います。
カラシニコフさんスゴイですねw

まぁクズ鉄に関しては・・・クズ鉄すら楽しむ事が出来てお得な性格!という事でw良質な鉄だとお財布が持たないしwwww

グリスも突き詰めると大変ですね。
現状、トリフロー以上の物が有ったとしても大差はないでしょうし、
満足しちゃってて食指が動かないってのもありますがw
トリフローは自転車系のオイルでも実は汎用的な価格帯の物なので、
自転車用のもっと高級なのを試してみる価値は有るかもしれません。
ランニングコストの問題もあるし、当分トリフローでいいですけどw
Posted by 十影十影 at 2011年02月11日 01:52
おはです。
雪が凄いのに、FRのノーマルタイヤで出勤してどうしようって感じのぜっぷですw。
リンク有難う御座います。
こちらも登録します。
これからも宜しくお願い致します。

トリフローは、半固体のを自分は使ってます。
色々ブレンドして電動ガン等に使用してます。
たしか、バイク屋で買ったようなw。

デュポン社は、ケブラーやテフロンで有名な化学品会社ですね。
化学繊維やプラスチック原料で有名です。
Posted by ぜっぷ at 2011年02月11日 09:59
>ぜっぷ氏
ちょ!この雪でそれは・・・w
だって、23区内ですらシンシンと降り続けてるんですよ?wサムっ!!
ぜっぷさんにもしものことが有った時はG32Cは僕が貰いますね(はぁと)
ドリフトを使いこなして帰ってきてくださいw

リンクは、僕が勝手にしました(笑)
末席に加えて頂けるなんて・・・光栄です!

そしてトリフロー使いがココにも!
僕もその半固形の試してみたいんですよねぇ~
トリフロー、いいチャリ置いてる自転車屋とかにもありますよね。
バイクにも使えるとは聞いてましたが、ほんとに置いてるもんですねw

デュポンと言えばコーデュラナイロン!のイメージです。
Posted by 十影十影 at 2011年02月11日 13:53
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