2010年12月13日
SRC AKS74U(SR-74U)レビュー②マガジン編
SRC AKS74U(SR-74U)レビュー②マガジン編
続きです。
↓前回
http://tokage1985.militaryblog.jp/e180516.html
今度はマガジンについて紐解いていきます。
ワザワザマガジンについてで分けたって事は、
面白いことが有るって事ですw
マガジンの重さですが、500グラムあります。
GHKの時より100グラムほど重いです。
まずは分解から入ります。
ハイっ!
まずはガワと中身を切り離します。
そこにある+ネジを外すと中身を上部から引き抜けます。
フォロアースプリングの飛び出しなどに注意。
ちゃんとダブルカーラムですw
マガジン底版はこのまま取れます。
組み立てる時は、マガジン底板を取り外した状態で中身とフォロアースプリングを入れ、
中身が飛び出さないように上部を抑えつつ、逆からはフォロアースプリングを抑えつつw
マガジン底板をスライドさせて入れます。
フォロアーのポッチを合わせましょう。
そして、+ネジで止めればOKです。
ココまでマガジンの中身を抑え続ける。
逆さまにしてテーブルに置きながらやるのが吉。
して、中身の分解に入ります。
ハイっ!
フォロアーが納まってる部分も+ネジ2本外せば分解できますが、
特に分解する必要は有りません。
注入バルブは-ネジで抜けます。
ガスの入りは良好でスムーズです。
上部ユニット(黒いヤツ)は、ピンを2本外すと抜けます。
更になんだか見慣れないものがあります。
これ、ガスタンクの中に入ってます。
ガタガタしないようにOリングが1本巻いてありますが、
これ以外に特に固定はされてません。
おそらく、リキッド状態のガスの撹拌や気化を助ける熱効率の関係の部品でしょう。
材質は軽さからしてアルミ系?です。
これは実に面白いですね!
WEのG36Cには入ってませんでしたし、
僕は他の機種でも見たことが有りません。
と言ってもマルゼンとマルイ位しかマガジンばらした事ないけど・・・w
これが「マガジンの面白いこと その1」です。
その2も有りますw
次にバルブ周りに入ります。
放出バルブですが、
ハンドガン用のバルブレンチで外せます。
黒い鉄板は、ハンドガン用バルブレンチが使えると気付かずにバルブレンチ代わりに使ったものですw
ピンが1本見えますが、ガスルートパッキンの固定の物です。
結局ピンだけ抜いて外しませんでしたが。
そしてお気づきですか?
放出バルブ、なんか変ですよね?w
実はこれ、「アウターバルブ」です。
勝手に名付けましたw
アウターバルブを外した上部ユニットの中には・・・
なんと!
「インナーバルブ」が入ってますw
えぇ、名付けましたw
普通のGBBライフルは、「大放出量のGBBライフル用大型バルブ」が入ってますが、
SRCのAK74は、「小型のバルブ&延長パーツ」の2段階になっています。
じゃぁこの「インナーバルブ」を抜いてみます。
ハンドガン用バルブレンチが何とか届きました。
僕はタニオコバのヤツを使ってます。
出たー!!
なんか見たことあるバルブ出たー!!
んー、超見たことありますねぇ~!
右がSR74のバルブです。
白いのは、ガス漏れを治すのに使ったグリスです。
では左のは何だと思います?
こいつは、実はマルイのベレッタさんから拝借いたしましたw
そっくりですねぇ~w
ちなみに違いは。
①バルブの軸の全長
SRCのは長い。
②バルブの軸、バルブ内のガスの通り道部分
SRCのは細くシェイプアップされていて、ガスの放出量を上げようとしているのが分かる。
それ以外は、同じと言っても過言ありませんw
マルイバルブが確か普通にマガジン本体に収まったはずw(記憶曖昧)
バルブの軸が細い事を考えると、マルイバルブで言うところの「ギガバルブ」などに相当するものが入っているようです。
全長が違いますが、適正な厚みの物をインナーバルブとアウターバルブの間に挟めば、
「マルイのバルブが使用可能になる可能性」があるわけで。
そしてこのことから一つ分かることは、
「反動が弱いのはボルトの軽さだけでなく、マルイハンドガンレベルのガス放出量しか無いから」
という事も要因の一つと考えられます。
なるほど~なるほど~w
いやぁ、変わったGBBライフルですなw
バルブの放出量をこれ以上あげるには・・・
マルイ用カスタムバルブの中でも特に放出量の多いものを使い、
可能なら軸をSRC用バルブの物と交換する、
できなければワッシャーとか挟んで厚みを合わせる必要があるわけですね。
タニコバのブラックバルブなんてどうだい?
あれ、バルブ本体をかなりえぐって放出量上げてるしw
以上が「マガジンの面白いこと その2」です。
面白いことはこれで終わりですw
豆知識ですが、アウターバルブの形状は2種類あります。
まれに、左側の様な「金色の部分がなんだか薄っぺらい」モノが混じってるようです。
我が家のマガジンは1本これが混じっていました。
使用に関しては何も問題が有りませんが、
気になったので購入元経由でSRCに聞いてもらいました。
回答は?
SRC「材料が足りなくなった時に、たまにこの薄いヤツを代用する。
ロット違いだとか仕様変更ではなく、
単に材料が足らないから互換性のある他のガスライフル用のを代用してるだけ。
作動には問題が無い。」
との事でした。
SRCはCO2カートリッジのライフルも作っているので、
おそらくそれ用のを間に合わせで使ってるんでしょう。
適当だな・・・SRCw
【追記:この薄っぺらい放出バルブですが、やはり調子が悪いかもしれません。
ガス容量が少なくなってくると、「超ショートストロークで給弾されないままフルオートし続ける」という症状に陥りやすいです。
SRCの「問題無い」は「台湾トップガス」での話のようですね。
HFC134Aだとバルブノッカーとの相性が悪いみたいです。
良~く見たらもう1本見つかって、それも同じ症状でした。
他のマグとこの部品を交換してみて改善されたら、ちょっとこの部品の調達を試みて見ます。】
そんなこんなでお送りしましたマガジン編。
参考になりましたでしょうか?
次回の第3回は「機関部編」+やれたら「作動まとめ編」をやっていこうと思います。
ではでは、お楽しみに!
次回→http://tokage1985.militaryblog.jp/e180518.html
続きです。
↓前回
http://tokage1985.militaryblog.jp/e180516.html
今度はマガジンについて紐解いていきます。
ワザワザマガジンについてで分けたって事は、
面白いことが有るって事ですw
マガジンの重さですが、500グラムあります。
GHKの時より100グラムほど重いです。
まずは分解から入ります。
ハイっ!
まずはガワと中身を切り離します。
そこにある+ネジを外すと中身を上部から引き抜けます。
フォロアースプリングの飛び出しなどに注意。
ちゃんとダブルカーラムですw
マガジン底版はこのまま取れます。
組み立てる時は、マガジン底板を取り外した状態で中身とフォロアースプリングを入れ、
中身が飛び出さないように上部を抑えつつ、逆からはフォロアースプリングを抑えつつw
マガジン底板をスライドさせて入れます。
フォロアーのポッチを合わせましょう。
そして、+ネジで止めればOKです。
ココまでマガジンの中身を抑え続ける。
逆さまにしてテーブルに置きながらやるのが吉。
して、中身の分解に入ります。
ハイっ!
フォロアーが納まってる部分も+ネジ2本外せば分解できますが、
特に分解する必要は有りません。
注入バルブは-ネジで抜けます。
ガスの入りは良好でスムーズです。
上部ユニット(黒いヤツ)は、ピンを2本外すと抜けます。
更になんだか見慣れないものがあります。
これ、ガスタンクの中に入ってます。
ガタガタしないようにOリングが1本巻いてありますが、
これ以外に特に固定はされてません。
おそらく、リキッド状態のガスの撹拌や気化を助ける熱効率の関係の部品でしょう。
材質は軽さからしてアルミ系?です。
これは実に面白いですね!
WEのG36Cには入ってませんでしたし、
僕は他の機種でも見たことが有りません。
と言ってもマルゼンとマルイ位しかマガジンばらした事ないけど・・・w
これが「マガジンの面白いこと その1」です。
その2も有りますw
次にバルブ周りに入ります。
放出バルブですが、
ハンドガン用のバルブレンチで外せます。
黒い鉄板は、ハンドガン用バルブレンチが使えると気付かずにバルブレンチ代わりに使ったものですw
ピンが1本見えますが、ガスルートパッキンの固定の物です。
結局ピンだけ抜いて外しませんでしたが。
そしてお気づきですか?
放出バルブ、なんか変ですよね?w
実はこれ、「アウターバルブ」です。
勝手に名付けましたw
アウターバルブを外した上部ユニットの中には・・・
なんと!
「インナーバルブ」が入ってますw
えぇ、名付けましたw
普通のGBBライフルは、「大放出量のGBBライフル用大型バルブ」が入ってますが、
SRCのAK74は、「小型のバルブ&延長パーツ」の2段階になっています。
じゃぁこの「インナーバルブ」を抜いてみます。
ハンドガン用バルブレンチが何とか届きました。
僕はタニオコバのヤツを使ってます。
出たー!!
なんか見たことあるバルブ出たー!!
んー、超見たことありますねぇ~!
右がSR74のバルブです。
白いのは、ガス漏れを治すのに使ったグリスです。
では左のは何だと思います?
こいつは、実はマルイのベレッタさんから拝借いたしましたw
そっくりですねぇ~w
ちなみに違いは。
①バルブの軸の全長
SRCのは長い。
②バルブの軸、バルブ内のガスの通り道部分
SRCのは細くシェイプアップされていて、ガスの放出量を上げようとしているのが分かる。
それ以外は、同じと言っても過言ありませんw
マルイバルブが確か普通にマガジン本体に収まったはずw(記憶曖昧)
バルブの軸が細い事を考えると、マルイバルブで言うところの「ギガバルブ」などに相当するものが入っているようです。
全長が違いますが、適正な厚みの物をインナーバルブとアウターバルブの間に挟めば、
「マルイのバルブが使用可能になる可能性」があるわけで。
そしてこのことから一つ分かることは、
「反動が弱いのはボルトの軽さだけでなく、マルイハンドガンレベルのガス放出量しか無いから」
という事も要因の一つと考えられます。
なるほど~なるほど~w
いやぁ、変わったGBBライフルですなw
バルブの放出量をこれ以上あげるには・・・
マルイ用カスタムバルブの中でも特に放出量の多いものを使い、
可能なら軸をSRC用バルブの物と交換する、
できなければワッシャーとか挟んで厚みを合わせる必要があるわけですね。
タニコバのブラックバルブなんてどうだい?
あれ、バルブ本体をかなりえぐって放出量上げてるしw
以上が「マガジンの面白いこと その2」です。
面白いことはこれで終わりですw
豆知識ですが、アウターバルブの形状は2種類あります。
まれに、左側の様な「金色の部分がなんだか薄っぺらい」モノが混じってるようです。
我が家のマガジンは1本これが混じっていました。
使用に関しては何も問題が有りませんが、
気になったので購入元経由でSRCに聞いてもらいました。
回答は?
SRC「材料が足りなくなった時に、たまにこの薄いヤツを代用する。
ロット違いだとか仕様変更ではなく、
単に材料が足らないから互換性のある他のガスライフル用のを代用してるだけ。
作動には問題が無い。」
との事でした。
SRCはCO2カートリッジのライフルも作っているので、
おそらくそれ用のを間に合わせで使ってるんでしょう。
適当だな・・・SRCw
【追記:この薄っぺらい放出バルブですが、やはり調子が悪いかもしれません。
ガス容量が少なくなってくると、「超ショートストロークで給弾されないままフルオートし続ける」という症状に陥りやすいです。
SRCの「問題無い」は「台湾トップガス」での話のようですね。
HFC134Aだとバルブノッカーとの相性が悪いみたいです。
良~く見たらもう1本見つかって、それも同じ症状でした。
他のマグとこの部品を交換してみて改善されたら、ちょっとこの部品の調達を試みて見ます。】
そんなこんなでお送りしましたマガジン編。
参考になりましたでしょうか?
次回の第3回は「機関部編」+やれたら「作動まとめ編」をやっていこうと思います。
ではでは、お楽しみに!
次回→http://tokage1985.militaryblog.jp/e180518.html